宮崎市の車検専門店『イデックス宮崎車検』店長です!
日本の人口は減少傾向ですが、宮崎県の人口も1990年代をピークに減少が続いています。しかし!一方で、自動車の保有台数はわずかながらも年々上昇しているってご存知でしたか?
宮崎県の人口は減っているのに、自動車の保有台数は増えている、つまり車の所有率が上がっているんですね。どのくらいかというと、人口100万人に対して95万台の自動車。ほぼ1人に1台、車を所有している計算なんですね!
もはや宮崎市で生活をするために車は欠かすことのできないインフラと言えます。
ところが、これだけ生活に車が必要不可欠な宮崎市でも、「車検が2年に1回ある」ことや、「定期的なオイル交換が必要」だということを知らないドライバーはけっこういらっしゃるんですよね。
そこで、今回のコラムでは「オイル交換の役割」について簡単にご紹介したいと思います。エンジンオイルの役割は、大きくわけて5つあります。
1.潤滑
エンジンの内部では、ピストンやクランクシャフトといったパーツが1分間に数百〜数千回転という速さで動いています。エンジンオイルはそれらのパーツの摩耗を防ぎ、よりスムーズに動かすための「潤滑油」としてエンジンの中を保護します。
2. 冷却
高速で回転するエンジンは、パーツの摩擦や燃焼によって非常に高温になります。そのためエンジンの冷却は主にラジエーター(冷却水を循環させるパーツ)によって行われますが、加えてエンジンオイルもエンジンを冷却するために重要な役割があります!
エンジン内部を巡って熱くなったオイルは、一度オイルパンと呼ばれる部分で冷却され、再びエンジンに戻ることで全体を冷却します。
3.密閉
一般的なガソリンエンジンはエンジンのピストン内部で吸気→圧縮→爆発→排気を繰り返すことで、燃料を走るためのエネルギーに変えています。特に圧縮の行程で金属同士に目に見えない隙間が生じるだけでも、そこから空気が漏れてしまい性能を発揮できなくなります。
そのため、エンジンオイルによって部品同士の間のすきまに「油膜」を作ることで、しっかりと圧縮することが可能になります!
4. 洗浄
燃焼や摩擦によって、エンジンの内部にはさまざまな汚れや金属片(スラッジ)が発生します。これらの汚れが長い間蓄積されると、エンジンの寿命が縮むだけでなく、本来の性能を発揮できずに運動性能や燃費が落ちます。
エンジンオイルはこのような汚れを洗い流し、オイルフィルターを通過することで汚れたオイルが濾過されて、エンジン内部をきれいな状態に保ちます。
5. 防サビ
高温で密閉されたエンジンの内部は、水分が発生しやすい環境です。この水分はサビを発生させる大きな原因となります。
もしサビが発生してしまうとエンジンの性能低下や故障の原因になりかねません。エンジンオイルはエンジン内の金属パーツを覆うことで防サビの役割を果たしているのです!
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